【3Q 2026】オラクル決算

本記事は「NFC Market Live」の自動解析システムによって最速で作成されたマクロ経済レポートです。(Update: 2026-03-11 10:13)

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スライド 1 の解説

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【Oracle Corp(ティッカー:ORCL)最新決算速報】
オラクル・コーポレーション、ティッカーシンボルORCLの最新決算速報です。

2026年3月10日に発表されたQ3 FY2026の結果は、一言で言えば「歴史的な四半期」でした。

総売上高は前年比22%増の172億ドル、クラウド売上は44%増の89億ドルと全項目でガイダンス上限を突破。

さらに残存履行義務、いわゆるRPOが325%増の5530億ドルという驚異的な数字を叩き出し、FY2027の売上ガイダンスを900億ドルへ上方修正しました。

スライド 2 の解説

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クラウド事業の内訳を詳しく見ていきましょう。

今四半期最大の注目はIaaS、つまりクラウドインフラの前年比84%増という数字です。

Q1の55%、Q2の68%から加速が続いており、AI向けGPUクラスターの需要が直接売上に反映されています。

特にマルチクラウドデータベース売上が531%増という桁外れの成長を記録しており、AWSやAzureとの連携戦略が実を結んでいます。

SaaS側もFusion Cloud ERPが17%増、NetSuiteが14%増と安定成長を維持しており、クラウド全体が売上の52%を占めるまでに拡大しました。

スライド 3 の解説

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今決算で最も市場を驚かせたのが、RPO、残存履行義務の5530億ドルという数字です。

前年同期の約130億ドルから325%増という、文字通り桁が変わるような急増です。

これはオラクルが大規模なAIインフラ契約を複数締結したことが主因です。

重要なのは、経営陣がこれらの契約を履行するために追加の資金調達は不要と明言している点です。

顧客がGPU購入費を前払いするか、顧客自身がGPUを調達してオラクルに提供するモデルが採用されており、財務リスクを抑えながら巨大な受注残を積み上げています。

FY2027の売上予想900億ドルの約6倍に相当するこの数字は、今後数年間の成長の可視性を大幅に高めています。

スライド 4 の解説

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オラクルは2026年2月に最大500億ドルの資金調達計画を発表し、発表後わずか数日で投資適格債券と強制転換型優先株の組み合わせにより300億ドルの調達を完了しました。

注文が記録的な超過申込となったことは、機関投資家のオラクルへの信頼の高さを示しています。

設備投資は9ヶ月累計で392億ドルと前年同期の3.2倍に達しており、通期では500億ドルを見込んでいます。

この積極投資の結果、フリーキャッシュフローはマイナス247億ドルと大幅な赤字ですが、これはAIインフラへの先行投資であり、RPO5530億ドルという受注残がその回収を裏付けています。

スライド 5 の解説

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損益の詳細を見ていきます。

GAAP EPSは1.27ドルで前年比24%増、Non-GAAP EPSは1.79ドルで21%増と、いずれもガイダンスの上限を上回りました。

Non-GAAP営業利益率は43%と高水準を維持していますが、クラウドインフラへの先行投資によりクラウド・ソフトウェアコストが前年比66%増と急増しており、GAAP営業利益率は32%にとどまっています。

また利息費用が11.8億ドルと前年比32%増加しており、積極的な借入による財務コストの上昇が今後の注目点です。

それでも経営陣が強調するように、15年ぶりに有機成長ベースで売上とEPSが同時に20%超成長したことは、オラクルの事業転換が本格化したことを示す歴史的な節目です。

スライド 6 の解説

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最後にまとめです。

オラクルのQ3 FY2026は、クラウドへの事業転換が本格的な収益成長に結びついた歴史的な四半期でした。

RPO5530億ドルという巨大な受注残と、FY2027売上900億ドルへの上方修正は、AI需要を取り込んだ長期成長シナリオの実現可能性を大きく高めています。

一方で、設備投資急増によるフリーキャッシュフローの大幅マイナスと、1247億ドルに膨らんだ有利子負債は、金利環境の変化に対するリスクとして注視が必要です。

Q4ガイダンスも売上+19から21%、クラウド+46から50%と引き続き高成長を見込んでおり、次の四半期も目が離せません。

最後に重要なお知らせです。

本資料は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。

投資に関する最終決定は、ご自身の判断でお願いいたします。

※本記事は情報提供のみを目的としています。投資判断はご自身の責任において行ってください。

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