本記事は「NFC Market Live」の自動解析システムによって最速で作成されたマクロ経済レポートです。(Update: 2026-03-11 09:01)
スライド 1 の解説
最新の日銀・企業物価指数の分析です。
2026年2月速報、国内企業物価指数は前年比プラス2.0%、前月比はマイナス0.1%となりました。
前月の前年比プラス2.3%から鈍化し、前月比もプラスからマイナスに転じています。
最大の押し下げ要因は電力・都市ガス・水道で、寄与度はマイナス0.36%。
事業用電力、都市ガス、上水道が前月比マイナス6.0%と大幅に下落し、全体の足を引っ張りました。
一方、輸出物価指数は円ベースで前年比プラス9.5%と急騰しており、輸入物価指数も円ベースで前年比プラス2.8%となっています。
スライド 2 の解説
次に、プロが最も注目する輸出入物価と為替の関係を深掘りします。
輸出物価指数の前年比を見ると、昨年9月のプラス2.4%から今年2月にはプラス9.5%へと急加速しています。
ここで重要なのが、円ベースと契約通貨ベースの差です。
2月の輸出物価は円ベースで前年比プラス9.5%、契約通貨ベースでプラス5.9%。
この差約3.6%ポイントが、円安による価格押し上げ効果です。
一方、輸入物価は円ベースで前年比プラス2.8%、契約通貨ベースでプラス0.6%。
差分の約2.2%ポイントが円安による輸入コスト上昇分です。
ただし2月のドル/円は前月比マイナス1.1%と円高方向に動いており、前月比ベースでは円高が輸入コストを抑制する方向に働いています。
スライド 3 の解説
国内企業物価の内訳を見ていきます。
全体の前月比マイナス0.1%を最も強く押し下げたのが、電力・都市ガス・水道で寄与度マイナス0.36%。
前月比マイナス6.0%、前年比もマイナス6.7%と大幅な下落です。
一方、石油・石炭製品は前月比プラス3.1%と押し上げに寄与しました。
前年比では依然マイナス11.7%ですが、ガソリン・軽油・A重油が月次では上昇しています。
注目すべきは非鉄金属の前年比プラス32.5%という突出した上昇と、農林水産物の前年比プラス18.5%という高水準の継続です。
飲食料品も前年比プラス4.6%と高止まりしており、生活関連品目の価格上昇圧力は依然として強い状況です。
スライド 4 の解説

最後に、需要段階別の価格転嫁の進捗と、日銀の金融政策へのインプリケーションを整理します。
素原材料・資源段階では、輸入物価の契約通貨ベース前年比はプラス0.6%と落ち着いていますが、円安効果で円ベースはプラス2.8%に拡大しています。
中間財では、化学製品が前年比マイナス2.5%、鉄鋼がマイナス5.4%と、素材系の中間財は依然マイナス圏にあります。
最終財では、飲食料品が前年比プラス4.6%と高水準を維持しており、最終消費財への価格転嫁は継続しています。
日銀の政策へのインプリケーションとしては、国内企業物価の前年比は2%台を維持しているものの、電力・都市ガスという一時的な押し下げ要因を除けば基調的な物価上昇圧力は残存しています。
輸出物価の急騰と輸入物価のプラス転換は、今後の物価動向を見る上で引き続き注視が必要です。
本番組は情報提供のみを目的としています。
投資判断はご自身の責任において行ってください。
※本記事は情報提供のみを目的としています。投資判断はご自身の責任において行ってください。
コメント