データセンター97%増、売上は過去最高 | 2026年11月3日 / AMD / 2026年7-9月期決算

目次

📺 動画で詳細な解説を見る

本記事は「NFC Market Live」の自動解析システムによって最速で作成されたマクロ経済レポートです。(Update: 2026-11-04 06:31)

📊 AMDが2026年11月3日に7-9月期決算を発表しました。 売上高は134億ドル(前年同期比+45%)、データセンター部門は85億ドルで97%増と、過去最高を更新しました。 📈 調整後の1株利益は2.09ドル(+74%)。10-12月期の売上は約170億ドル(±3%)と、さらなる加速を見込んでいます。 ⚠️…

AMD 7-9月期決算:売上は過去最高

AMD - AMD 7-9月期決算:売上は過去最高

決算の全体像

2026年11月3日に公表されたAMDの7-9月期決算は、売上高が13,377百万ドル(前年同期比+45%、前期比+16%)でした。会計基準(GAAP)の1株利益は1.46ドル、株式報酬や買収関連の償却などを除いた調整後(Non-GAAP)は2.09ドルです。

指標 7-9月期 前年同期 前期(4-6月)
売上高(百万ドル) 13,377 9,246 11,536
営業利益 GAAP(百万ドル) 2,832 1,270 1,990
営業利益 調整後(百万ドル) 3,923 2,238 3,094
1株利益 GAAP(ドル) 1.46 0.75 1.38
1株利益 調整後(ドル) 2.09 1.20 1.66

読み解きのポイント

  • 営業レバレッジ:調整後の営業費用は売上高比で27%と、前年同期の30%から低下しました。売上が45%伸びた一方、調整後の営業費用の伸びは29%です。
  • 粗利率:調整後は56%で、前年同期の54%から2ポイント上昇しました。資料は「richer product mix」(製品構成の改善)を要因に挙げています。
  • 経営陣の言葉:リサ・スー会長兼CEOは「revenue exceeding the high end of our guidance」と述べ、売上が会社の見通しの上限を上回ったとしています。ただし、前回の見通しの具体的な数値は今回の資料に記載がありません。

見方の違い

強気の読み方は、売上・利益・次期見通しがそろって加速している点です。慎重な読み方は、キャッシュフローや在庫の伸びが売上のペースと異なる点で、後続のスライドで扱います。

次回への橋渡し

10-12月期の見通しは売上約170億ドル(±3%)、調整後粗利率約55%です。粗利率は今期の56%よりやや低い水準で、売上の伸びと利益率の両方を確認する局面になります。次回決算日は原文に記載がありません。

データセンター:売上は前年のほぼ2倍

データセンター:売上は前年のほぼ2倍

データセンター部門の内訳

売上は8,546百万ドルで、前年同期の4,341百万ドルから+97%、前期の6,718百万ドルから+27%でした。営業利益は2,882百万ドルで、前年同期の1,074百万ドルの約2.7倍(+168%)です。

増収額の分解

全社の前年同期比の増収額は4,131百万ドルです。部門別では、データセンターが+4,205百万ドル、組み込みが+252百万ドル、クライアント・ゲームが−326百万ドルでした(いずれも資料の売上高からの差額計算)。データセンターの増収額だけで、全社の増収額を上回っています。

利益率の変化

データセンターの営業利益率は前年同期の25%から34%へ、9ポイント上がりました。資料は「Driven by higher revenue partially offset by higher operating expenses」と説明しており、売上増が営業費用の増加を上回ったことを示します。

異なる読み方

  • 前向きな読み方:サーバー用CPU(EPYC)とAI向けGPU(Instinct MI450)の両方が寄与しました。資料には、Anthropic、Meta、Microsoft、OpenAI、Oracle Cloud Infrastructureが最初のHeliosラックスケール製品でモデルやワークロードを稼働させていると記載されています。
  • 慎重な読み方:新製品の立ち上げ期の四半期であり、単一四半期の結果だけで構造的なトレンドと断定することはできません。

次回への橋渡し

スー氏は、10-12月期にHeliosとVeniceの生産を拡大するにつれ成長が加速すると述べています。次回は、データセンターの売上と営業利益率が同じ方向で続くかを確認する局面です。

成長の裏で重くなったキャッシュ

成長の裏で重くなったキャッシュ

キャッシュフローの内訳

営業活動によるキャッシュフロー(継続事業)は1,202百万ドルで、前年同期の1,788百万ドル、前期の2,366百万ドルを下回りました。設備投資は648百万ドルで、差し引きのフリーキャッシュフロー(FCF)は554百万ドル(マージン4%)です。前年同期は1,530百万ドル(17%)、前期は1,558百万ドル(14%)でした。

運転資本の動き

キャッシュフロー計算書では、在庫の増加が2,995百万ドル、売掛金の増加が1,928百万ドルの現金減少要因でした。一方、買掛金の増加が2,313百万ドルの増加要因となり、現金流出を一部相殺しています。営業CFの調整欄には、顧客向けワラントの非現金の影響1,179百万ドルも加算されています。

負債と手元資金

8月に47.5億ドルのシニア債を発行し、総負債は前期末の3,226百万ドルから7,079百万ドルへ増えました。一方、現金・現金同等物と短期投資は15,776百万ドルと過去最高です(前期13,111百万ドル)。設備投資は前期の808百万ドルから648百万ドルへ減っています。

異なる読み方

  • 前向き:在庫の増加は10-12月期に会社が見込む約170億ドルの売上に備えた動きである可能性があり、手元資金も厚い状態です。
  • 慎重:売上が45%伸びる一方で、在庫は前期比35%、売掛金は同26%増え、FCFマージンは4%まで下がりました。在庫が売上に転換するかは今回の資料だけでは判断できません。

次回への橋渡し

次回は、在庫と売掛金の伸びが売上のペースに収まるか、FCFマージンが回復するかが確認ポイントです。次回決算日は原文に記載がありません。

質疑で深める:他部門と利益の見方

質疑で深める:他部門と利益の見方

部門別の動き

部門 売上(百万ドル) 前年同期比 営業利益(百万ドル)
データセンター 8,546 +97% 2,882(前年1,074)
クライアント 2,949 +7% クライアント・ゲーム合計 573(前年867)
ゲーム 773 −40% 同上
組み込み 1,109 +29% 453(前年283)

クライアント・ゲーム部門の売上は3,722百万ドルで前年比−8%、営業利益率は21%から15%へ下がりました。資料は「lower semi-custom and graphics sales」(セミカスタムとグラフィックスの減少)を理由に挙げています。組み込み部門は営業利益率が33%から41%へ上がり、航空宇宙・防衛、車載、通信、産業向けが伸びました。

会計基準と調整後の差

GAAPの1株利益は1.46ドル(前年0.75ドル、+95%)、調整後は2.09ドル(同1.20ドル、+74%)です。調整項目は、株式報酬523百万ドル、買収関連無形資産の償却534百万ドル、顧客向けワラントの公正価値変動1,097百万ドル(1株あたり0.66ドル)などです。資料は、ワラントの評価はAMDの株価などで変動すると説明しています。GAAPのその他損益は−902百万ドルで、前期の+598百万ドルから反転しました。一方、GAAPの税金は555百万ドルの利益(税の戻り)となっています。

異なる読み方

  • 前向き:GAAPでも調整後でも利益は前年の約2倍近くに伸びています。
  • 慎重:GAAPの純利益は株価連動の評価損益に左右されやすく、四半期ごとの比較にはぶれが出ます。

次回への橋渡し

10-12月期は売上約170億ドル(±3%)、調整後粗利率約55%、調整後営業費用約37.5億ドル、希薄化後株式数は約16.68億株の見通しです。World LabsとTaalasの買収は2026年末までの完了が見込まれています(規制当局の承認が条件)。次回決算日は原文に記載がありません。

製作費大公開

製作費大公開

番組制作コスト内訳

カテゴリ モデル 入力Token 出力Token コスト
LLM Claude Opus 5.5 49,504 1,975 ¥38
LLM Claude Sonnet 5.5 118,875 84,572 ¥171
TTS Gemini 3.8 Flash TTS 6,646 14,515 ¥21
BGM Lyria 3 Pro 166 27,353 ¥13
X ポスト作成 1,264 – ¥7
X ツイート (URL付) 326 – ¥32
合計 ¥281

為替レート: 1 USD = 157.9 JPY

NFC Market LiveはAIを活用した完全自動化システムにより、低コストかつ高速に経済ニュースを配信しています。
動画・X・ブログの3媒体で同時配信しています。

※本記事は情報提供のみを目的としています。投資判断はご自身の責任において行ってください。

目次